モンテッソーリあかねこどものいえ 保護者ブログ

園公認の保護者ブログです。複数人による共同投稿で園での様子や家庭での普段の子供達の様子をお届けしています。

あかねこどものいえ:園舎

さいたま市の私設保育施設

モンテッソーリ あかねこどものいえ

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時計と時間

一週間程前に、娘が


「ねぇママ、時計を見て♪今、6時4分でしょ?」


と言いました。なので、時計に目をやると、将に6時4分でした。
あかねで「とけい」のおしごとをしてきたようです。


時計と時間は、生活上、必要不可欠で、所謂「日常」です。


時計の読み方は、小学校に入ってから学びますが、
生活に必要である事は、未就学児でも、学んでも良いのです(興味があれば)。
これは、早期教育とは違います。
『生活に必要』
ここが、大事なのです。
ここが、モンテッソーリ教育の素晴らしいところなのです。


以来、娘は
「3:18になっちゃった!早くおやつにしなくっちゃ」
だとか、
「9:21だ!早く寝ないと!」
とか、事あるごとに、その時刻を口に出すようになりました。
読める事が、楽しくて仕方がないようです。


そして我が家に、キッチリした時間が流れるようになりました。
例えば、現時刻が38分だったとすると、今までは「『長い針が8』になったら、
何々しよう」とかアバウトな時間を使っていました。


(なのですが、私は、娘が年長になってからは、なるべくちゃんとした時刻を言うようにしていました。と言っても、5、10、15、20…〜55のキリの良い数字だけでしたが…)


それが、キッチリと、
「38分だから、やる」(←今直ぐに、行動に移す)とか、
「あと2分で40分だから、そうしたらやる」(←自分で制限する)等
『自分で時間の管理』をし始めました。

まぁ、大抵は、後者の方で、結局は実際の時刻より延びてしまいます…。
だって、その2分では、大したことができませんよね?
なので、そういう意味での時間の概念は、まだないようです。
因みに、その2分というのは計算をしているわけではなく、針を読んでいます。


それから、
「一時間は、60分なんでしょ?」
とか、
「半って、30分の事なんだよね」
という事も、得意になって言っています。


そして先週末の朝、

「もう9:03だよ。あかねに行く時間だよ。ママ、時間のどこが分からなの?」

と言ってきました。多分、「ママは、時計が読めているのに、どうして、
予定通りにできないのか?」と言いたかったのではないでしょうか?
私の方こそ、時間の概念がないのか?



♪チックタックチックタック、ゴーンゴン♪