モンテッソーリあかねこどものいえ 保護者ブログ

園公認の保護者ブログです。複数人による共同投稿で園での様子や家庭での普段の子供達の様子をお届けしています。

あかねこどものいえ:園舎

さいたま市の私設保育施設

モンテッソーリ あかねこどものいえ

公式ホームページ

手仕事が育むもの

モンテッソーリ教師の(去年爆買いした人とはまた別の)友だちから

「あかねのバザーはいつなのか、
今から休み申請して絶対に空けとくから
早めに教えてね」

と言われているO(元K先生)です。
気が早いな。。。(^^;

と言いつつ、誰よりも私が楽しみにしています。


保護者の皆様の、バザー作業の様子を
ブログで拝見する度に

「うぉっ、今年はこんなアイデアが…!」

とひとり悶える日々。

そして頭の中にあるアイデア
形にして表すことのできる皆様の手仕事ぶりに、
いつも感嘆のため息(うっとり)。


変な言い回しかもしれませんが

心の欲求と脳の指令によって動き、
イメージを具体化できる手

というのは、
何にも代えがたい、誰にも盗られない、
自分だけの素晴らしい財産だと思うのです。
いやもうほんとに。不器用代表として。


真面目な話、
手は第二の脳とも呼ばれる、
神経細胞が多く集中している器官です。

そして生活の大部分のことが
手によって成し遂げられています。

パジャマを脱ぐ、服を着る、
顔を洗う、蛇口をひねる、せっけんを泡立てる、
料理を作る、食事をする、食器を洗う、ふく、しまう、
洗濯をする、干す、たたむ、
書き物をする、パソコンのキーボードを打つ、

など、一日の流れをちょっと思い浮かべただけでも
ものすごい種類の仕事を手がしてくれているわけです。

「こうしたい!」
という心と
「そのためには、こうしよう」
という脳からの指令に基づいて手が動き、
その希望を実現したり
脳内の抽象的なイメージを具体的に表す。


脳と心と手が三位一体ではたらく

ということが、知性の発達だけでなく、

人間が生きていく上での満足感や自己肯定感、
自立心や自信、
見通しを立てて段取りする力、
間違いや自分のできないことも素直に認められる心、
そこに再チャレンジして克服する力、
さらには思いやったり助け合ったりといった社会性など

IQに対してEQ(非認知能力)と称される力が
育まれる過程にも
大きく影響を与えると感じます。 

そしてこの影響力がもっとも大きいのが
幼児期なのかな、とも感じます。

(旬が幼児期というだけであって、それ以降が手遅れということではありません、念のため)
 

もちろん、「手が思い通りに動く」だけでなく
そこに様々な環境条件が整ってのことなので
手とそれぞれの力がどのように関係するのか
どのような条件があるといいのか
次回以降、1つずつ紐解いてみようかな~と思います。

(と言いつつ、こちらの仕事の都合もあり
いつ更新できるか全く読めず、
しかも果たしてニーズがあるのかどうかすら
よく分からないので
私の更新の有無に関わらず
あかねでの近況をお伝えくださると嬉しいです)


バザー、とてもとても楽しみにしてます!
(11月の第1土曜で合ってますか?
冒頭の友達に伝えないと…笑)