モンテッソーリあかねこどものいえ 保護者ブログ

園公認の保護者ブログです。複数人による共同投稿で園での様子や家庭での普段の子供達の様子をお届けしています。

あかねこどものいえ:園舎

さいたま市の私設保育施設

モンテッソーリ あかねこどものいえ

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秋のお便りが届きました!

あかねの玄関に素敵な生花が届けられました!


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秋を感じる様々な植物が生けられてます。

・シロヤマブキ(黒実)

ウメモドキ(赤実)

・ナツハゼ(オレンジ葉)

マリーゴールド

オミナエシ

アジサイ・アナベル

ホトトギス(葉)


こちらは植物専門のお仕事をされてるO師匠(卒園児のお母様)が、あかねに持ってきてくださったとのこと。

今の季節をありのまま感じられるようにと、花材は全く購入せず、あえて庭や畑など身近な場所で摘んだもののみで制作くださったそうです。

虫にかじられた葉っぱ、成熟した実の様子、花が終わり実になりかけている様子など、近くに取り込んで目線をかえて見てみると、新しい発見があり楽しいものですね。そして、見ていると心があたたかく感じるのは身近な土地の植物だからでしょうか😊


「わあ、ステキ‼︎ 秋ですね!」とお迎えのときの保護者同士の会話をきっかけに、こどもたちも気付き、じっと見入ってました。


「ママ、この実、うちの近くで見たのと同じじゃない?」

「なんて名前?」

と、こどもの興奮した声。

自分が以前見て遊んだことがある植物があったので、嬉しかったのでしょう。


写真や映像で見るのもよいですが、

「本物を間近で見たことがある。匂いをかいだことがある。使って遊んだことがある。」など五感を使った経験はこどもの記憶により鮮やかに残るんですね。


今回初めてあかねで見た植物たちも、いつかまた見たら「あの時あかねで見たのと同じの見たよ‼︎」と嬉しそうな声で教えてくれるかもしれません。


こうした経験の積み重ねが興味のタネとなり、将来いつか実を結んでくれると嬉しいなあと思います。


あかねの日々の活動の中で広い世界のことに触れる機会もたくさんありますが、同時に身近にある環境や日常も大事にされていてこどもたちが興味を持つような声がけや工夫されていることをよく感じます。今回の生花も園長先生から依頼があってO師匠が快く制作してくださったと伺いました。


小さいときに自分たちの育った土地で同じように太陽を浴び、空気に触れ、土から栄養をもらって育った植物にたくさん触れること。これもこどもたちにとって、自然環境に興味を持ち、理解する大きな助けになる気がします。


こんなにたくさんの種類の身近な秋の植物に触れる機会をくださってありがとうございます。


秋はまだ始まったばかり。

今年もこどもたちが思いきり秋を満喫して楽しめますように。