子供の不安

最近、ついに息子の歯に虫歯ができてしまいました。

ある歯医者に連れて行ったのですが、
あまりの恐怖に泣き叫ぶ息子に手こずり、
結局１回目も、リベンジの２回目も、結局治療はできず
わたしも途方に暮れてしまいました、、、。

そんななか、お友達からおすすめの歯医者さんがあると聞き、
家からちょっと遠いのですが、
わらにもすがる思いで、今日行ってみました。

もちろん息子は家を出てから激しく泣き続け、
歯医者に着いて、さらに激しさは絶頂に。

あーーー、今日もまたダメなのかーーー、
と私は諦めかけていました。

けれども、先生の対応に驚きました。
恐怖におののき、泣き叫ぶ息子に対し、
笑顔でずっと明るく話し続けるんです。
（今までの歯医者では、ちょっとムッとされていました。）

きっと息子は、先生のことを敵だとは思わなかったと思います。

そして、先生はひとつひとつの器具を息子に持たせ、
それぞれの器具がどんな働きをするか説明し、
実際に自分で使ってみさせました。

そんなこんなしているうちに、
いつの間にか息子は泣き止んでいました。
何をされるか分からずに不安でいっぱいだったのが、
一つ一つ説明され自分で理解するごとに、不安が一つ一つ消えていったのでしょう。

そして、息子が落ち着いたところで、
息子自身が虫歯をやっつけたい意思があるかどうか確認。
もし、やっつけたいなら、先生は一緒に手伝うと言うのです。

決断を本人にさせるのですね、、、。

息子は意を決して虫歯をやっつけることに。
治療をがんばりました！！

治療中も先生が褒めてくれる褒めてくれる。
どんなちっちゃなことでも褒めてくれる。
それに乗せられて最後までがんばっちゃいましたよ。

ミラクルです。

子供への対応の仕方しだいで、
こんなにも不安を解消させてあげられるんだと学んだ一日でした。

自分のためのおさらい
　　・笑顔
　　・説明
　　・自分は味方だよと伝える
　　・自分で決断させる
　　・褒める（認める）