梨がり

昨日は梨狩りでした。

毎年お世話になっている梨園は、あかねの近くにあります。
実を言うと、娘にとって、初めての梨狩りでした。
今まで、親の都合で参加をしたことがなかったのです（仕事の関係上、夏休みがズレてしまい、９月の第一週はお休みをしていました）。
そして、あかねから我が家への帰り道、その梨園の脇を毎日通るわけですが、
「今度は、絶対に梨狩りに行くからね！！」と思い出しては、宣言をするのでした。

昨日は、余程楽しかったのか、嬉しかったのか、梨園を通りかかった時、
「見て、見て！ここで、とったんだよ！ほら、こんなに梨がなってる！
ダンボールみたいなのに乗ってね、こうやってこうやったの。
でもね、とる時に、落ちそうになったんだけど、ちゃんと取れたんだよ。それでね…云々」
と話しは続き、運転中の私としては、ゆっくり家で聞きたいなぁと思いつつ、
娘の仕草を目の端で感じながら、その幸福感を一緒に共有する事ができました。

前にも書きましたが、人間形成をしていくうえで、大切なのは経験や体験だと思います。
如何様にも人を変化させていくことができますし、その時に感じた気持ちは、その時だけであって、後でもなければ、先でもない「今の自分」なわけです。
それに、その時に感じた気持ちは、聞いただけの学びよりも、数倍価値あるものです。
何より思い出として刻まれることは、得難い宝物！
ですので、どんどん色んな体験をしていって欲しいです。
（←そう思うと、親の都合で梨がりを経験させてやらなかったのは、申し訳なかったなぁと反省しています）

そして、いつか体験や経験をする前に「チャレンジ」という言葉がある事に
気づくと思います。結果がどうであれ、チャレンジ⇒経験・体験をしていって
欲しいです。

Ｍ
←甘くて瑞々しい梨でした。勿論、今日のお弁当に入れましたよ。
梨園の方、有難うございました。