『その子の成長を見ていく』
あかねこどものいえに通わせていただき、先生からいただくメッセージはいつも親としてこどもへの接し方、向き合いかたを学ばせていただいています。
こどもの内から出てくるやる気や成長を信じて、ときに待ち、そしてときに援助し環境を整えていくよう、まだまだ親としても成長させていただく段階ですが…こころがけるようになりました。
…ある朝のことです。
『こうやって、うんと、うんと…あっできた!!』と、言っている年長さんのわが子が何やらやっています。
手元を見ると、ちょうちょ結びが出来ていました。初めての完成に本人は充実感でいっぱいです。（りぼんが大きめのはご愛嬌ということで…)
『すごいね。』とわたしも喜びました!!
記念に写真をパチリ♪
こちらは、あかねこどものいえのバザーにて購入させていただいた手作りのお品で、紐結びに親しむ作品です。
『出来た！』と、いうその一瞬に立ち会えて本当によかったです。
さなぎから蝶々になった瞬間を見られたくらい、さわやかな風を感じました。
期を熟した時に本人の力でできる、という積み重ねは大きな自信となると思います。
あかねこどものいえでのお弁当袋、コップ袋をお仕度するとき、一緒に教えながら結んでいた時は本人はいらいらしていましたので、長い間結ぶのをやめていました。
『待つ』というよりも、こちらが忘れていた…と、いうお話しかもしれません…。
そして、初めてちょうちょ結びが出来てから３ヶ月くらいたちました。だいぶ手先の動きがスムーズになり、きれいなちょうちょになってきました。さらにうれしいことに、小さな妹のお仕度も時にはしてくれるようにもなりました。
これもあかねこどものいえの『育ち合う』というフレーズのもと自然と園で身に付けてくれたものだと思います。
これからも、暖かな環境のもと親子ともども学ばせていただきたいと思っています。
