モンテッソーリあかねこどものいえ 保護者ブログ

園公認の保護者ブログです。複数人による共同投稿で園での様子や家庭での普段の子供達の様子をお届けしています。

あかねこどものいえ:園舎

さいたま市の私設保育施設

モンテッソーリ あかねこどものいえ

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秋の夜長に…

皆さんは、お子さんに、日本や世界の昔話、童話の読み聞かせをしていますか?


というのも、だいぶ前なのですが、娘が外国の方と話しをしまして(その方は、日本語ができます)、


外国の方「Crack crack mountain を知ってますか?あれ、面白いですよね」
娘「……??」


なので、娘に「カチカチ山の事だよ」
と言ったところ、
娘「知らな〜い。何それ?」


すると、それを聞いた外国の方は
「えー!!知らないのですか??(どうして?)」
と、凄く驚かれました。


そして、「じゃ、Peach boyは?」と聞いて下さったのですが、
「ピーチは、知ってるよ!プリキ◯アだよね♪」
なんて、のほほんとした事を言い出しました。
まぁ、英語は出来なくても、仕方がないのですが…。
因みに、「桃太郎」は知っていますよ。


そうなんです。
娘の知っている昔話は、桃太郎と浦島太郎とかぐや姫だけだったのです。
それも、寝かしつけの時に語る、私のうろ覚えの内容!(←しかも、童謡の延長に近い…)
世界の童話においては、三匹の子ブタ、シンデレラ、白雪姫。
これは、あの「夢の国」の影響が大です。後は、「おおきなかぶ」ぐらい…かなぁ。


これは、間違いなく私の責任ですよね。


私の子どもの頃は今と違って(←情報量)、絵本と言えば、日本の昔話や世界の童話と決まっていました。

当時のテレビも、アンデルセンや日本昔話や世界の名作をよくやっていて、何となく、話しは知っているものでした。
なので、私自身勝手に「娘も知っている」と思い込んでしまっていたのです。


何を、何を!
私が読まずして、一体誰が読んでくれようか?(笑)


以来、図書館に行ったら必ず、昔話か民話を一冊、借りるようにしています。
そして、なるべく、言い回しの面白いものを選んでいます。
普段では使わないような言葉とか。
そういう言葉は、意外と印象に残るようで、全く関係のないシチュエーションで
「お代は見てのおかえりだよ!」とか、
「とっぴんぱらりんのぷー」など
突然に言い出し、私を笑わせてくれます。


そういえば、世界の童話は一筋縄ではいかない話しが多いような気がしませんか?
ハッピーエンドであっても、スッキリと喜べなかったり、じわじわっと温かくなったり。
気を入れて読まないと、この前などは「マッチ売りの少女」を読んで、娘と二人、涙してしまいました(笑)。←というか、「夏」に読むものではないですね(笑)



←夕べ読んだもの。

「おおきな おおきな おいも」赤羽末吉作•絵/福音館書店
題名もさる事ながら、絵の大胆さにも惹かれ借りてき
たのですが、
「これ、あかねで先生が読んでくれたんだよ。
どうして、ママ、知ってるの?だから借りてきたの?」
と言われました。そんな知る術あるわけもなく。