モンテッソーリあかねこどものいえ 保護者ブログ

園公認の保護者ブログです。複数人による共同投稿で園での様子や家庭での普段の子供達の様子をお届けしています。

あかねこどものいえ:園舎

さいたま市の私設保育施設

モンテッソーリ あかねこどものいえ

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のこしたいもの

この話を載せるかどうか悩みましたが、載せることにしました。


数日前の降園後のことです。
娘とSちゃん、そのママと私とで、園前の公園に行きました。

暫くすると、見るからに具合の悪そうなお年を召したご婦人が、
公園のフェンスにつかまりながら、歩かれているのが目に入りました。
なので、一声かけたのですが、「大丈夫」とお答えになられたので、その場を離れました。すると、娘が何やらそのご婦人に話しかけている様子。
その様子を見ていたら、そのままにしてはいけない気がして、
公園のベンチまでお連れしました。
そして、救急車を呼ぶことにしました。


異様な雰囲気を公園から発していたのか、あかねのママ達が出て来て、
テキパキとその場を抑えてくれました。


(その後、救急車の中で、その方はしっかりと隊員と会話をされたらしく、
胸をなでおろすことができました)


娘には、常々『見て見ぬふりはいけない』とか、
『人が困っていたら、手を貸す』ようにと言っていました。


が、実際は、そんな事を考える間も無く、咄嗟に声を掛け、
無我夢中で抱えたりしたのでした。(Sちゃんママと)


前田先生の
『人は助け合うように出来ています』
とおっしゃわれていたのを思い出しました。
『子どもは生まれながらして、それを知っている』
とも。


娘には、目に見えないモノや形に残らないモノを残したいと思っています。
例えば、教育。
それは知識だけでなく、心だったり、生きていく為の術だったり…。


けど、本当は既に身についているのかもしれませんね。
ただ、『環境』がそれを左右させてしまうのではないでしょうか。


日々の生活で、前田先生のおっしゃっておられる言葉の意味が分るようになってきました。
前田先生をお招きする事ができて、本当に心から保育園の立田園長に感謝したいと思います。

明日はお餅つきです。あっ!お餅つきと言えば、ブログをスタートさせたのも昨年のお餅つきの前だったような…。もう一年が経ってしまったのですね。
これからも、よろしくどーぞ♪です。