手本と待つことの意味
あかねのこども達はときどき、ビニール袋に入った『おみやげ』を持ち帰る。
園で着替えた汚れた服が入っている。
私は先生がビニール袋に入れてくれるとばかり思っていた。
でもそこはモンテッソーリ、そうではなかったのである。
お迎え後、いつものように息子は園庭で遊んでいた。
その日は泥水にしりもちをつき、ズボンとパンツはドロドロのべちょべちょ…
仕方なく、先生に園に置いてある自分の着替えを持ってきていただいた。
息子は脱いだ服を丁寧にたたみ、先生からもらったビニール袋に入れた。
先生は側で待ち、少しの助言のみ。
その光景をみて私は反省した。
つい、待てずに私がやってしまうからだ。
待つことの難しさ。
手本のみせかた。
いま、ゆっくり丁寧に教えることが、自立への近道なのかもしれない。
これからはもう少し気持ちにゆとりをもって、にこやかに対応してみたい。
mackey