現実と事実と子供の心
「ママ!鼻がのびちゃうからね!」
ちょっと怒った口調で娘が言ってきました。
何のことやら…。
「やっぱり、ママの後ろには『目』がないじゃない!」
ほほう。どうやら気がついたようです。
(前に、『私には後ろにも目がついている』といった話を書きました)
「ウソをついたら、鼻がのびるんだよ!」といつも言い聞かせていたのを逆手にとってきたのです。
それ以外にも『約束も守らないと鼻がのびる』とか、『早く服を着ないと、雷さまがおヘソを取りに来る』とか、『ご飯を食べてすぐに横になると牛になる』とか、水道の水を流しっ放しにしてる姿に『水は神様からの贈り物なのだから大事にしなさい』とか、イロイロと言ってきましたが、そろそろ現実的に説明をした方がいいのかな?と思い始めました。
子供の純粋な心をいいように使うのは、何だか、心苦しくなってきたのです。
(実は、さっきも『何で、お風呂の時は、雷さまはおヘソを取りにこないのかなぁ』と真剣に質問をしてきたのでした)
面談の時、前田先生にも『全体のつながりで説明した方が良い』とのアドバイスを頂いておりました。
私としての価値基準の中に『水』というのが大きくあり、本当に『水は大切』だと考えています。なので、そこから、現実的な話を広げていけたらなと思ってはいるのですが、ある意味、雨が降るというのは奇跡に近いような気もして、神様からの贈り物というのもアリなのかなぁと思ってしまうのでした(自分で水は作り出せませんよね)。まだまだ私も甘いようです。
M
←母ピノキオになる?