モンテッソーリあかねこどものいえ 保護者ブログ

園公認の保護者ブログです。複数人による共同投稿で園での様子や家庭での普段の子供達の様子をお届けしています。

あかねこどものいえ:園舎

さいたま市の私設保育施設

モンテッソーリ あかねこどものいえ

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学童期の人間関係 幼児期を土台とした発展

学童期シリーズ、とりあえずラストです。
(長々と占拠して申し訳ありません、本当に)


勉強よりも友達関係の方が心配
という方もいらっしゃるかもしれませんね。

特にあかねみたいな小規模園から小学校に入る場合、同じ学校に行くお友だち自体が数人いればいい方で、ましてや同じクラスなんて…という感じで、全く初対面の人たちに囲まれた小学校生活が始まるわけです。

だけど、毎年の卒園児さんを見ていると、その不安がウソのように新しいお友だちがすぐにできて、楽しい小学校生活を送っているのもまた確か。


この力は何だろうな
どこからくるんだろうな
と考えたときに


人を信頼できる
自分を信じている

という心の根っこが力の源なんじゃないか
と感じます。


「あなたは大切な存在なのよ。
この世にひとりしかいない、
誰も代わりになれない、
かけがえのない存在なのよ」

という大事なメッセージを、日々の生活の至るところで~朝や帰りのご挨拶で、時には遊びの中のケンカの仲裁で、またはお誕生日会で~行動や態度や、時には直接ことばで、伝え続けて下さった先生方。
(実際に園長先生がこうおっしゃっている場面を何度も見ています)


お仕事や体操、リズムやお絵描き、
運動会にクリスマス会、その練習の日々。
毎日の中の
「自分でできるようになった!」
を受け止め続けた自分自身。
その気持ちを共有した周りのお友だち。


こういう体験が重なって

「人は信頼できる、大丈夫」
「自分はがんばれる、できる、大丈夫」

という気持ちが、本人も気づかない心の奥深くに、ちゃんと育って根づいているところに

家族ベースから友達ベースを求めるという発達段階の変化も加わって

新しい環境、新しい友達にも
なじんでいけるのではないかな、と感じるのです。


ひとつつけ加えておきたいのは

ベースが家族から友達に移るという変化は
ご家族の愛が大元の土台にあるから起こること。

たっぷりお友だちと過ごしたあとの

「聞いて聞いて、今日ね、、、」

という子どもの声に心を傾けながら、次のステージを温かく見守り、サポートして頂けたなら、子どもにとってこれほど幸せなことはないと思います。


さ、私の独壇場はこのくらいにして…
(いやほんと反省してますから)

きりん組の保護者の方々、在園児さんの保護者の方々、もし書き足りないことや書き残したことがありましたら、今のうちにどうぞ!
私は卒園式終了まで消えます。笑

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