娘の、これから。
前回記事の、続きです.
他のブログなど色々見て行くと、小学生以降のモンテッソーリ教育は、さらに探求的な、問題解決型の学習が中心になるようですね。
疑問点、あるいは問題点を見つける。
その背景、原因をさぐる。
その解決方法を見出す。
見解をさらに深め拡げる。
ありとあらゆる研究はこの基本から出来ているのだし、、、
人類の発展はその繰り返しでここまで来たのですしね、、。
壮大なことを連想してしまった母です。
我が娘、いわゆる「家事」が大好きです。お裁縫、料理、洗い物、雑巾がけ。
それはそれでとっても良いことなのですが、およそ学究的ではないし、これをどう発展させられるのか?
考えこんでしまったのですが、実はO先生のブログにヒントが書かれていました。
例えば洗い物なら、洗剤の適量、水の流し方、を工夫していく。なぜ洗剤を使うと汚れがよく落ちるか考える。そんな風に、物事を深く考える思考回路に繋げて行くのだそうです。
学問分野の仕事でなくても、一つ一つの仕事に工夫を加えること、疑問を見出して解決していくこと、というのはその仕事を一段階高めることができる素晴らしい行為と思いますし、より心豊かな人生経験になることだろうと思います。
でも探求的な学問だけでなく、習得型のスキルを身につける勉強も必要なのでは?と凡人の母は思ってしまいます。語学力とか計算とか。本当はそういうものが全て探究的なアプローチで習得出来たら一番理想なのでしょうけれど。
勉強は往々にして習得型であって、漢字が沢山書けることとか計算を間違わずできることとか、そういうものに一喜一憂してしまうのが現実ではあるけれども。
子供が好きなことや興味のあること、気になっていることについて、視野を拡げてみせる。それを理解するためにどんなアプローチ法があるか示してみる。
そんな風に彼女が自分の世界を少しずつ広げて、少しずつ奥深いところへ進んで行けるように、時には手助けしてあげることを大切にしよう、と思います。
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